この記事では、おすすめの「間取り図作成ソフト(無料)」を紹介します!
- せっかく新築一戸建てを建てるんだから「こだわった間取りにしたい!」
- 簡単にいろんな間取りを検討してみたい
そんなあなたのために、おすすめの無料で使える間取り図作成ソフトをまとめました。
でも、間取り図作成ソフトって20種類近くあるのでどれを使えばいいのか迷うんですよ?

だから、下記の3つの項目毎にもっともオススメの間取り図作成ソフト(アプリ)を厳選して2つのソフトだけ紹介していきます。
- Windows向け間取り図作成ソフト
- Mac向け間取り図作成ソフト
- iOSやAndroidのスマホやタブレット向け間取り図作成アプリ
間取り図作成ソフトを使って、あなただけの夢のマイホームを建ててみてください。
この記事の目次
おすすめ間取り図作成ソフト(Windows向け)
Windows向けでおすすめの間取り図作成ソフトは下の2つ。
- せっけい倶楽部
- Excel DE 間取り図
本格的な間取り図作成ソフトなら「せっけい倶楽部」一択。
とりあえず、家具の配置などの間取りを簡単に確認したい場合は「Excel DE 間取り図」がおすすめです。
せっけい倶楽部
ソフト名 | せっけい倶楽部 |
---|---|
公式サイト | http://www.houtec.co.jp/club/ |
対応OS | Windows10/8/7/Vista/XP |
CPU | Pentium4以上 |
ハードディスク | 2GB以上の空き容量 |
メモリ | 推奨:512MB以上(最低:256MB以上) |
- Windows向けの間取り図作成ソフトを探している
- 高性能な間取り図作成ソフトを探している
せっけい倶楽部のおすすめポイント
- ドラッグ&ドロップのマウス操作だけで簡単に間取り図が作成できる
- 利用者が多いので参考になる間取りをたくさん見れる
- 立体的なCGイメージが確認できるので間取りが想像しやすい
次から、せっけい倶楽部の具体的なおすすめ内容を説明します。
間取りの配置がゲーム感覚で簡単にできる

簡単に間取り図作成ができる
せっけい倶楽部は間取り図がとても簡単に作成できます。
難しい操作は一切なく、あらかじめ決められた部屋のパーツをマウスでクリック&ドラッグで配置するだけ。
キーボードでの操作は「エンターキー」と「スペースキー」を押すぐらいしかありません。
パズルゲームのような感覚であなたの好きな間取りが自由自在に作成することができちゃいます。

間取りが完成したら3Dパース(立体的なイメージ図)で確認できる

鳥瞰図で確認可能
間取りを作成しているときは、上空から見た平面図なんです。
しかし、平面図だとイメージが付きにくいですよね?

せっけい倶楽部なら間取りが完成したら3Dパース(立体的なイメージ図)として、完成した間取りを確認できます。
だから、実際のイメージに出来る限り近づけた間取りを確認することにより「実際に住んでみたらイマイチな間取りだった」と失敗するリスクを減らすことができます。

外観パースでも確認可能

光源の設定まで出来てしまう
- 細かい設定ですが「光源設定」で建物に当たる光加減も調整できます
e-house版せっけい倶楽部をダウンロードすれば選べるパーツが格段に増える
せっけい倶楽部は、別企業が提供している「e-house版せっけい倶楽部」という選べるパーツが格段に増えた拡張版ソフトもあります。
- 屋根は和瓦、洋瓦、スレート瓦など約180種類
- 外壁材は約1,500種類
- 外装材は国内大手建材メーカーの商品そのものが選べる
- 内装材は天井、壁、床などおよそ2,000種類
屋根に始まり、外壁材・外装材・内装材とありとあらゆるパーツが揃っています。
無料で使えるソフトでここまで高性能な機能が付いてて大丈夫と心配になるぐらいの間取り図作成ソフトですね。
Excel DE 間取り図
ソフト名 | Excel DE 間取り図 |
---|---|
公式サイト | http://www.kyotodefudosan.com/xls_madori/xls_madori.html |
対応OS | Windows10/8/7/Vista/XP |
CPU | Excelが起動できればOK |
ハードディスク | Excelが起動できればOK |
メモリ | Excelが起動できればOK |
- Windows向けの間取り図作成ソフトを探している
- 面倒くさい設定はしたくない
- 高品質な機能はいらないから、とりあえず間取り図を作ってみたい
Excel DE 間取り図のおすすめポイント
- ダウンロード/インストールの設定が不要でExcelがあればスグに間取り図が書ける
- 家具配置やゾーニングを行うぐらいなら十分なソフト
- キッチンやリビングや玄関など用途(機能)別に分類して配置すること
設定不要だからスグに間取り図作成ができる

Excelそのまんまの操作感覚
「Excel DE 間取り図」は、Excelのマクロで動作しているのでインストール作業が不要です。
Excelファイルをダウンロードしたら、スグに間取り図作成に取り掛かれます。
そして、難しい操作もないので普段通りにExcelを使っているような感覚で間取り図が作成できます。

階段や窓などたくさんの素材パーツが揃っている

豊富な素材パーツが揃っている
階段や窓、扉など標準的な素材パーツは一通り揃っています。
だから、スグに思い描く間取りを簡単に作成することができちゃいます。
おすすめ間取り図作成ソフト(Mac向け)
Mac向けでおすすめの間取り図作成ソフトは下の2つ。
- マイホームクラウド
- Sweet Home3D
どちらも機能にさほど差がないので、どらちかお好きな方を選んで使ってみてください。

マイホームクラウド
ソフト名 | マイホームクラウド |
---|---|
公式サイト | https://myhome-cloud.net/ |
対応OS | Webブラウザが起動できるデバイスならOK |
CPU | Webブラウザが起動できるデバイスならOK |
ハードディスク | Webブラウザが起動できるデバイスならOK |
メモリ | Webブラウザが起動できるデバイスならOK |
- Mac向けの間取り図作成ソフトを探している
- 高性能な間取り図作成ソフトを探している
マイホームクラウドのおすすめポイント
- ブラウザ上で間取り図が作成できるので、ダウンロード/インストールなど面倒くさい作業が一切なし
- 一人称視点で確認しながらリアルタイムで変更が可能
- キレイな3Dモデルで確認できる
思い通りの間取り図が5分もあれば完成します

5分もあればキレイな間取り図が完成します
操作方法は設置したい素材(部屋、窓、扉など)を選んでドラッグ&ドロップすればOK。
操作自体がとても簡単だし、サンプル間取りもたくさんあるので5分もあれば思い通りの間取り図がパパパっと作成できます。
平面の間取り図からボタンひとつで3Dモデルが自動作成される

キレイな3Dモデルが簡単に作れる
3Dモデルと平面図(2D)はボタンひとつで切り替えが可能。
いろいろな間取り図ソフトを使ってみましたが、無料ソフトの中では抜群にキレイな3Dモデルでしたね。
一人称視点で室内を隅々まで確認できます

一人称視点で室内を隅々まで確認できる
間取り図って作るのが目的じゃないですよね?
間取り図を作る目的は、「実際にマイホームを建てる前の事前確認」なんですよね。
- 今、考えている間取りは住みやすいかな
- 生活する上でスムーズな動線が描けるか?
- 家具の配置が思っている通りにできるか?
だから、作った間取りが一人称視点で確認できるのはとても高評価でした。
しかも、扉や引き戸などが視点の動きに合わせて開いたり閉じたりするので、とても細かい作り込みがされています。

リアルタイムでパーツの変更が可能

リアルタイムで変更が可能
一人称視点での擬似的内覧会をしている最中に「あっ!ここのソファーは違う方が良いな」って思ったらスグにリアルタイムで変更が可能です。
3Dモデルで変更した内容は2D平面図にも反映されるし、2D平面図を変更すれば3Dモデルがスグに変更されます。
Sweet Home3D

Sweet Home3Dで作った2LDKの間取り図
ソフト名 | Sweet Home3D |
---|---|
公式サイト | http://www.sweethome3d.com/ |
対応OS | Windows10/8/7/Vista/XP Mac OS X 10.8.3 以降 JavaScriptとJava 5以上が必要 |
CPU | Pentium4以上 |
ハードディスク | 2GB以上の空き容量 |
メモリ | 推奨:512MB以上(最低:256MB以上) |
- Mac向けの間取り図作成ソフトを探している
- 高性能な間取り図作成ソフトを探している
Sweet Home3Dのおすすめポイント
- 作成した間取りを一人称視点で確認ができる
- 平面図で間取りを作成しながらリアルタイムで斜め上から見下ろす俯瞰視点の確認が可能
- 細かいところにまで手の届く親切設計
一人称視点で間取りが確認できるからメッチャ分かりやすい

作った間取りを一人称視点で確認できる
Sweet Home3Dもマイホームクラウドと同じく「一人称視点での室内確認」ができます。
しかし、視点に合わせて扉が開いたりする動きはないので、機能としてはマイホームクラウドの方が上ですね。
平面図と俯瞰図を同時に確認できる

平面図と俯瞰図がリアルタイムで確認できる
平面図と俯瞰図が同時にリアルタイム表示されるので、間取りがとても分かりやすいです。
修正や変更もリアルタイムで反映されるので、サクサク間取り作成が捗りますね。
細かいところにまで手の届く親切設計

チェックボックスで素材パーツごとの表示・非表示設定が可能
配置した素材パーツは個別に表示・非表示が選べます。

微妙な寸法変更も個別に可能
また、微妙な寸法変更もワンクリックで調整できるのでとても親切な設計ですね。

おすすめ間取り図作成アプリ(iOS/Android対応)
iOS/Android向けでおすすめの間取り図作成ソフトは下の2つ。
- 間取りTouch+
- Home Design 3D
おすすめは「間取り Touch+」です。無料のまま使い倒すことができます。
「Home Design3D」は、PCソフト並みの高性能な間取り図作成アプリなんですが、無料版だと保存ができないという唯一のデメリットがあります。
間取りTouch+

iPhoneアプリ「間取りTouch+」
- スマホで手軽に間取り図を作成したい
- 難しく複雑な操作はしたくない
- iPhone専用アプリなのでAndroidの方はダウンロード不可です
間取りTouch+のおすすめポイント
- iPhoneで手軽に間取り図が作成できる
- 3D表示は無いけど、平面図だけなら想像以上に使える
- 豊富な家具や部屋パーツが揃っている
iPhoneの無料アプリの割にはまともな間取り図が作成できる

寸法付きで家具の配置も検討できちゃう


スマホアプリだから全然期待はしていなかったんです。しかし、実際に使ってみると想像以上の出来栄えでした。
スマホをタップするだけでサクサク部屋が作れちゃうし、サンプル間取りもたくさんあるんで平面図の間取り作成なら正直パソコンは要らないです。

豊富な素材パーツが揃っている
間取りを作成する上で必要になってくる「素材パーツ」も豊富に揃っています。
iPadを使っているなら「Power Sketch」がおすすめ

間取りTouch+はiPadだと画面が小さい
間取りTouch+はiPadでも開くことはできます。
でも、iPhone専用アプリなので画面サイズが小さいままだから、メチャクチャ使いにくいです。
もしも、iPadで間取り図作成をしたい場合は「Power Sketch」がおすすめです。

iPad版は「Power Sketch」がオススメ
間取りTouch+と同じ製作元が開発したアプリなので、使い勝手はピカイチ。
しかも、iPadならではの「手書きモード」があるのでより操作性が向上しています。
- 手書きで囲った線が瞬時に部屋として認識
- お絵かき感覚で間取り図が作成できる
Home Design 3D

Home Design 3D
- スマホでも本格的な間取り図作成をしてみたい
- 作成した間取りを立体的な3Dモデルで確認したい
Home Design 3Dのおすすめポイント
- スマホアプリとは思えない高品質な出来栄え
- 作成した間取りを一人称視点で確認できる
- 豊富な家具や部屋パーツが揃っている
- 無料版は保存機能がありません
- 保存機能を使いたい場合は有料版へのアップグレードが必要です
スマホアプリなのにPCソフトを超えるほどの高品質な間取り図が作成できる

高品質な間取り図がスマホで作成できる


3Dモデルからリアルタイム編集が可能
平面図で間取りを作成し、3Dモデルで実際の使い勝手を分かりやすく確認できます。
そして、3Dモデルからリアルタイムで間取りの修正ができちゃいます。

一人称視点での室内ウォークスルー機能付き
もちろん、一人称視点での室内を自由に歩き回り見渡すこともできます。
おすすめの無料で使える間取り図作成ソフトまとめ
この記事では、Windows向け、Mac向け、iOSやAndroidのスマホやタブレット向けに、それぞれおすすめの間取り図作成ソフトを紹介してきました。
あなたの手持ちのデバイスで好みの間取り図を作成してみてください。
間取りに迷ったら無料で専門家に相談できます
無料の間取り図作成ソフトを使えば、あなたの好きな間取りを作ることができます。
しかし、一生懸命考えた間取りでも、いざ家を建ててみたら「メチャクチャ生活が不便」とか「好きな間取りにしたら住みにくい家になった」と後悔することも少なくありません。
だから、間取りの構想が固まったら、住宅の専門家に相談することをオススメします。
タウンライフ