この記事では、「注文住宅を安くする方法」について紹介します。
家を建てたい!と思っても、やはりお金がかかるものです。
結婚して、子供が生まれて、住んでたところが手狭になると同時に、誰もが一度は考える住宅建築。
ただ、子供が大きくなっていくにつれてかかる教育費や、旅行や遊びに行くお金も欲しいし、先々何があるか分からないからある程度は貯金も欲しい。
そうなると、全財産を住宅に注ぐことは出来ません。
そうなると、思った通りの家にならないのでは?いえ、そんなことはありません。
安く家を建てればいいんです。
ここでは、注文住宅を安くする方法について学んでいきましょう。
この記事の目次
注文住宅を安くする方法
内装について
既製品を使う
照明やエアコンなどは自分たちで既製品を購入しましょう。はめ込み式の照明やエアコンなどは工事費もかかり、故障などの時のメンテナンス費用も高くなります。
・照明
・エアコン
・食器棚
・棚
などは、自分で既製品を購入した方がコストを抑えられます。
壁紙などのランクを下げる
部屋の壁紙は何十、何百種類から選ぶことが出来るので、出来るだけ安価なものを選びましょう。
ものすごく安いものをということではなく、あまり高級すぎる素材を使わないようにすれば、さらにコストダウンすることが出来ます。
小窓は縦の滑り出し窓にする
通常の窓のサッシは、さまざまなデザインがあるので、コストを抑えるならアルミサッシがお得です。
ただ、換気用や採光用などの小さな窓は縦の滑り出し窓のするとさらにコストダウンが見込めます。
石の素材を選ぶときはタイル形状にする
床や壁などに石材を選ぶときは、タイルにする方がコストがかかりません。
石材を壁などにすると大きな岩板から薄く削りだすので、ものすごくコストが高くなるのです。
タイルだと既製品が多くあるの、そこから選べばコスト削減になります。
フローリング材も要チェック
フローリングの素材も同様、一枚物の素材は削り出すのにコストがかかるため、幅の狭い木材を使ったタイプの物がオススメです。
また、木の材質によっても価格が大きく変わるため、注意が必要です。
高価な素材は場所を考えて使用する
居間など来客の目にふれる機会がある部屋は壁紙を高くしたい、脱衣所が寒いのは嫌なので断熱効果があるガラスを使いたい、など建てる人によって考えはそれぞれあると思います。
全てを良いものに、ではなく、自分たちが必要だと思う部分は予算と相談しながら良いものを使っていきましょう。
メーカー指定をしないようにする
壁紙はこのメーカーがいい、トイレはこのメーカーで、など、メーカーの指定をしないようにしましょう。
住宅メーカーにもそれぞれ契約しているメーカーがあり、そこから卸してもらうのが一番コストがかかりません。
「キッチンは必ずこのメーカーでなければ」のように指定したいメーカーが決まっているなら、住宅メーカーを選ぶときのポイントにしてみてもいいでしょう。
建築技法
木造従来工法にする
現在でも多くの家屋はこの木造従来工法で作られています。
一般的な工法であり、どのメーカーや工務店もこの工法を使っているので、コスト面が抑えられます。
シンプルな設計にする
各部屋に収納スペースを作ったり、部屋数を多くするとそれだけ使う材料も増えてコストがかかります。
収納する場所はまとめておくことや、部屋全体を広くしてカーテンなどで間仕切りをして使った方がコストダウンになります。
また、建物自体も凹凸が多かったり、二階建ての二階部分が一階よりも小さい家だと、建てる時に材料費や工事費が高くなります。
出来るだけ、まっすぐな家の方がいいでしょう。
屋根も、勾配をゆるくしたり、材質を安いものにすれば、コスト削減出来ます。
和室の必要性を考える
和室は他の部屋と違う材質や構造になることが多いので、同じサイズの洋室よりも価格が三割アップと言われています。
また、畳もフローリングよりも傷みやすいので今後また購入しなければいけないことが分かっています。
客間用や和室で生活したいなど、本当に和室が必要なのかを考えて作りましょう。
水回りをまとめる
お風呂やトイレ、キッチンなどの水回りは出来るだけ近い場所にまとめて作った方が、給排水設備などの節約になり、コスト削減になります。
また、メンテナンスなどもしやすくなるので、長く住む上ても節約になる配置です。
また、二階にトイレを作るなどもコストがかかるのでおすすめしません。
ただ、住む人の人数や住み方によって必要な場合は、一階のトイレの上の場所に作るなど、設置場所によってコストは抑えることが出来ます。
三階建てよりも、二階&ロフトにする
家を建てる場所的に高さ制限に余裕があるなら、小屋根裏部分を有効活用出来るロフトを作ることをおすすめします。
収納箇所も増えるので、他での収納スペースを作らなくていいのでコスト削減になります。
また、三階建ての住宅よりも建築コストが安くなり、屋根裏部分という本来ならデッドスペースになる部分を有効活用出来るので一石二鳥です。
外壁や敷地
延床面積を小さくする
家を小さくすれば、かかるコストも少なくなります。
最初からどれぐらいのサイズの家にするか考えてから間取りやデザインを考えると、設計も早く進みます。
外構工事
塀や柵、門扉などの外構工事はコストダウンが難しい場所です。
やはり家の顔になる部分になるのであまりにもコストをかけないと、家の印象が変わってしまいます。
また、近所の人や通行人とお互いプライバシーを守るためにも、外構工事は意識して注文してください。
省エネ効果を上げる
いい断熱材を使うことで、最初はコストがかかりますが、長い目で見ると電気代なども少なくなり、住みやすい家になります。
夏は涼しく、冬は暖かい家になると、エアコンやストーブなどもあまり使わなくて済みます。
また、窓の位置などによって風の流れや太陽光を自然に取り込むことが出来るので、照明やファンなども少なくて済みます。
設計の段階で、設計士さんとよく相談して窓の位置や大きさを考えましょう。
メンテナンスを楽にするには
同じ家に長く住むと、メンテナンスやリフォームなどが必要になることがあります。
それを減らしたり、のちのち手を入れる時のコストダウンを考えて設計する必要があります。
外の壁材や屋根材は建築施工費だけを見るのではなく、家の耐久性にも関わってくるので、施工会社にしっかりと説明を受けてから進めましょう。
また、家の基礎や構造部分は耐震や耐久の面で必ず必要になってくるので、そこについてはコストダウンを考えないようにしましょう。
注文住宅を安くする上での注意ポイント
ここまでで注文住宅を安くする方法は分かりましたでしょうか?では、次に注文住宅で注意するポイントを知っていきましょう。
生活動線を考えていなかった
その家で生活した後のことをきちんと考えて動線が通った家にしましょう。
洗面所で着替えたいけど着替えは別の部屋だったり、お風呂の水を利用して洗濯したいのに洗濯機を置く場所を作った部屋は遠かったり、など今の自分たちがどういう生活をして、どう動くかを考えて間取りを考えましょう。
照明のスイッチやコンセントの数や場所を考えれば良かった
照明のスイッチやコンセントなど電気の配線については、家が完成した後に変更することが出来ません。
このあたりで寝るから枕元に充電器を使えるようにしたい、このあたりにテレビを置きたいからコンセントはここにしたい、などは前もって間取りの図面が出来たときに考えておきましょう。
また、照明のスイッチも動線を考える上で必要です。
一階には階段の照明スイッチがあるのに二階にスイッチがない、屋根裏収納や階段下収納に照明が無いので夜になると暗くて物を出せない、などもよくあるので注意ポイントです。
部屋の数をもっと考えれば良かった
今いる家族の人数で部屋をそれぞれ確保していても、子供が生まれたり、親の介護で同居したりなど、不意に人数が増える可能性もあります。
今後どういう家族計画でいく予定なのかも、家の間取りと共に相談しておく必要があります。
ベランダの位置やサイズを考えていなかった
洗濯や布団をどこに干すかによって、ベランダの位置やサイズは重要なポイントになってきます。
庭で干すからベランダは必要ない場合もあれば、庭がないからベランダは広めがいい場合もあります。
土地のサイズや家のサイズ、また動線によって位置関係を考える必要もあります。
さらに、ベランダで洗濯を干すのであれば日当たりも考えなければいけません。
土地の場所や周りの建物の立地もきちんと把握しておきましょう。
さらに固定資産税も安くする方法
家の設計についてのコストダウンについては前述通りですが、もう少し削りたい、今後払っていく金額も安く抑えたい、と思いませんか。
次は、固定資産税について、学んでいきましょう。
固定資産税とは
そもそも固定資産税とは、家や土地の財産の大きさに対して課される税金のことです。
建物の条件によっては、税金が安くなることがあります。
家の固定資産税の計算方法は以下になります。
固定資産税額=固定資産評価額(課税標準額)×税率(標準税率は1.4%)
標準税率については、自治体によって変わるので、家を建てる予定の自治体を調べてみましょう。
また、固定資産評価額とは、家を建てた後に、家や土地の評価を自治体ごとの基準で評価した値です。
なので、大きな家ほど税金も高く、家の土地の立地や面積によって税金が変わってきます。
前述で小さめの家をすすめているのは、固定資産税の軽減にも有効なのです。
固定資産税の負担を減らすには
自治体によっては、クレジットカード払いが可能なところもあります。
クレジットカードで払うことによって、ポイントの還元率でお得になる可能性があります。
ただ、注意が必要なのは決算手数料が発生する場合もあるので、ポイント還元率と手数料を見比べてどちらがお得かを考えましょう。
さらに、カード払いや口座振替にしておけば、支払い忘れがないのが便利です。
支払期限を過ぎた場合、延滞税が発生する可能性があります。
そうなるとさらに無駄なコストがかかってしまうので、未然に防いでおきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
家の間取りやデザイン、サイズや内装の材質によっても、大幅にコストダウンが図れます。
大切なのは、自分たちがコストをかけたい場所を絞っておくことや、こだわりたい場所を前もって抽出しておくことです。
そうしておけば、その他の部分でコスト削減をすることが出来ます。
また、固定資産税に対しても、支払い方法でお得にすることや必要ないコストがかかる可能性を防げます。
予算を決めて、それをオーバーしないように家族間できちんと計画を立てましょう。