「子供にお金を掛けたいから、家はローコスト住宅にしよう」
という人に人気なのがローコスト住宅です。
そんなローコスト住宅ですが、いざ建てるとなると、土地を持っていないと話になりません。
ですが、土地を持ってない人が大半だと思います。
土地がなければ、家を建てる事が出来ませんね。
「じゃあ、ちゃちゃっと土地を買おう!」
と思うのは厳禁。
土地探しって思っている以上に大変な事が多いんです。
- 専門用語が多すぎてよく分からない・・
- ハウスメーカーでも土地って探してもらえるの?
- 土地の探し方や買い方が分からない!
土地探しの途中で、こんな悩みにぶつかりがちです。
なので今回は
- 土地探しの流れや注意したいポイント
- 土地を買う時の流れ
- 土地に掛かるお金
といった、これから土地を買う!探す!といった人にピッタリな記事になっています。
これを見れば不安ゼロで土地を買う事が出来ますよ!
この記事の目次
土地代込みでローコスト住宅を買うといくらになる?
土地代を含めると、2000万円以上はどうしても必要になります。
1000万円代となると、建物の設備を最低限減らす、高性能な住宅機能を諦める、などのコストダウンが必須になります。
また、土地でコストダウンを考えるならば、日当たりが少し悪い場所で妥協をする、立地の悪い場所にする、などする事も可能と言えば可能です。
どちらにしろコストダウンは必要になってくるので、お金がもう少し溜まるまで待つか、妥協は必ず必要になりそうですね。
全国の土地代の相場
全国の土地の相場を坪単価別にまとめてみました。
東北 ・・・ 22万円/坪
北陸 ・・・ 18万円/坪
関東 ・・・ 153万円/坪
甲信越 ・・・ 139万円/坪
中部 ・・・ 42万円/坪
関西 ・・・ 70万円/坪
九州 ・・・ 35万円/坪
四国 ・・・ 21万円/坪
全国でも結構、バラつきが多い事が分かりますね。
ですが、この表はあくまでも全国の平均相場でしかありません。
なのでもっと詳しく知りたい人は、家を建てたい場所の不動産情報サイトで売られている土地の値段を見て、平均してみるのが1番おすすめです。
また、国土交通省が運営している土地の総合情報システムを使ってみるのも良いと思います。
この土地の総合情報システムは、過去の不動産取引データを一般公開していて、国が評価した土地の価格を見る事が出来ます。
市町村単位で検索出来るので、住んでみたいエリアで検索してみましょう。
またその時に自分の住んでみたいエリア以外にも、近隣の土地や似た条件の土地の相場を見てみると、そっちの方が安かったりするので、是非確認してみてくださいね。
土地探しの流れ4ステップ
ここでは土地探しの流れを解説していきます。
解説している通りに順番に決めていけば、自分たちの希望に合う土地が見つかりますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。
エリアや優先順位を決める
土地探しで1番最初にする事は、自分の住みたいエリアや優先順位を決める事です。
この時に自分の意見だけではなく、家族の意見も聞いてまとめる事が重要です。
よくある希望のエリアや優先順位は
- 庭付きでガーデニングがしたい
- 田舎暮らしだから、車2台分置ける駐車場が欲しい
- 平屋を建てたい
- 学校や病院、役場などの公共施設が近くにあるのが良い
- 駅が近くにあると良い
- 子供が今通っている学校や保育園を変えないで良い場所が良い
こんな感じでエリアや優先順位を決めていきましょう。
エリアや優先順位を細かく決めていればいるだけ土地探しがスムーズになるので、1~3か月を目安に家族でじっくりと話し合ってみましょう。
予算を決める
次に決めるのは予算です。
とは言っても、土地や家がいくら位掛かりそうかなんて中々、分かりませんよね。
なので、前の項目でも紹介した不動産会社の情報サイトや国土交通省の総合情報サイトを見ながら、予算を決めるのがおすすめです。
サイトで大体の金額を見ながら予算をたててみましょう。
ちなみに一般的な予算配分としては、土地代は全体の3割、家代を全体の7割にするという人が多いんだそうです。
この割合も参考にしてみてくださいね。
土地を探す
さて、ここまでイメージや予算を固めたら、いよいよ土地探しのスタートです。
土地探しに掛けたい期間としては3~6か月、長い人では1年掛けて土地探しをする人もいます。
自分たちが納得できる土地が見つかるまで長期間掛かりますが、諦めずに探しましょう。
土地探しの方法は主に3種類に分けられます。
ネットで調べる
自分たちでネットで調べて探す方法です。
今は土地情報もネットで沢山出てくるので、この方法で探す人も多いです。
仕事で忙しくてもネットであれば、隙間時間に探せる所も良いですよね。
ですが、ネットで自分たちだけで探すと、その土地が本当に良い土地なのか判断が出来ない、土地の買い方が分からないなどで困る事が多いです。
何より初めての事ですし、大きいお金も動くので、自分たちだけではとても不安になると思います。
なので自分たちでネットで軽く調べつつ、専門家に頼むのが1番です。
不動産会社
不動産会社は土地に関するプロです。
なので情報を沢山持っており、希望の条件が見つかりやすいです。
また、ネットには載っていないような土地情報も持っていたりするので、選択肢が沢山あるのも魅力ですね。
ただ注意点なのが、不動産会社によっては、土地の売買が苦手な会社があります。
売買は苦手でも土地探し自体はしてくれますが、その後の土地購入時に手間が掛かってしまいます。
売買が得意でかつ、希望するエリアに詳しい不動産会社を選びましょう。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは家を建てるだけではなく、土地探しまで請け負っている会社が多くあります。
のちに一緒に家を建てるハウスメーカーだからこその土地探しが可能です。
希望のエリアにどんな家を建てたいのか、どんな生活をしたいのか、などの家のイメージと合わせて土地探しをしてくれます。
それに、不動産会社など複数の業者とやり取りしなくて良いので面倒臭くもなく、安心も出来ますよ。
ハウスメーカーに相談
土地探しの流れ、最後は実際に家を建てるハウスメーカーや工務店に、自分たちの希望する家が建つかどうかの相談をしましょう。
せっかく良い土地が見つかっても、その土地の法律や条件によって、希望する家が建たないという事がたまにあります。
なので良いな、と思う土地があったらメーカーや工務店に都度、確認しましょうね。
土地を決める時の5つのポイント
ここからは土地を決める時のポイントを解説していきます。
土地探しは専門家と相談しながら決めますが、土地を決めるのは自分たちです。
その時に注意してチェックしたいポイントがいくつかあります。
土地を決める時に、後悔や失敗は絶対にしたくないですよね?
現地や地図を見ながら決定すると、後々後悔しません。
解説するポイントを抑える事で、より理想的で家が建てやすい土地を見つける事が出来ます。
ぜひ実践してみてください!
天気や時間を変えて見に行く
天気というのは、その日その日で全然違ってきますよね。
実際に晴れている日に土地を見に行って
「良さそう!」
と思って実際に住んでみたら、少しでも曇ると
「日当たりがすっごく悪くて、洗濯物が乾かない・・」
なんて事も多くあったりします。
また、時間帯を変えて、欲しい土地を見に行くのも大事。
「昼間は明るくて静かな土地だったのに、夜になると周りに街灯が一切なかった!」
なんて事もあり得ます。
これでは、夜遅くの外出時や子供の塾帰りなどで、不安になってしまいますね。
なので1回土地を見に行って終わり、ではなく、時間を変えて見に行ったり、天気次第で見に行ったりしてみましょう。
土地を見に行って確認したいポイントとしては
- 日当たりは良い感じか?
- 洗濯物がよく乾きそうな風の吹き方か?
- 騒音はどの時間帯でも激しくないか?
- 側溝に水が溜まりやすくないか?
の4つです。
この4つが良い感じの土地は、実際に住んでみても住みやすい土地なので、チェックしてみてくださいね。
境界線を確認
これも現地を見に行った時に、絶対に確認した方が良いポイントです。
隣の家との境界線が曖昧になっていると、住んでからトラブルの元になってしまいます。
なのでもし、現地へ土地を見に行って境界線がいまいち分かりにくかったら、土地の売主や不動産会社の人へ相談しましょう。
そして、隣家の持ち主と境界線をはっきりさせてもらってくださいね。
工事が必要になりそうか?
土地によっては工事が必要になる事もあります。
土地が緩く地盤沈下しやすい所なら、地盤を強化しなければならないので、土地改良費が必要になります。
元々、川が流れていた所を埋め立てしたりしている土地なんかが、地盤沈下しやすい土地です。
また、道路より土地の方が低い位置にあると、台風時に雨が敷地内に流れ込んできます。
浸水の危険性もあるので、道路と同じ高さにする盛り土工事が必要になりますね。
逆に、道路より高い位置にあると場合によっては、道路と同じ高さにする擁壁工事が必要になります。
こうした工事があるかを事前に知っておく事で予算を組みなおしたり、心の準備が出来るので、チェックしてくださいね。
ハザードマップ・災害マップを確認
現地に見に行くだけではなく、ハザードマップや災害マップなどの地図も活用してみましょう。
近年、災害が多くなってきているので、こういった地図で情報を収集しておく事が自分や家族を守る事に繋がります。
ハザードマップで、洪水や台風災害などが起きやすい土地か否かをチェックしましょう。
地震防災マップでは、
- どの位の地震が起きやすそうか?
- その際に液状化現象は起きるのか?
もチェックしましょう。
ハザードマップや地震防災マップはネットで見る事も出来ますが、ハウスメーカーや工務店の担当者に言えば手に入れる事も出来ますよ。
自分たちの希望の家と規制が合っているか?
土地には法律に基づいた規制があります。
なので、土地を買ったらどんな家でも建てて良いものではないんですね。
「風致地区」に指定されている土地だったら、その周辺の景観を損ねてはいけません。
なので、周辺の景観に合った建築をしなくてはいけなくなります。
これは特に観光地周辺の土地に多い規制ですね。
「防火地域」「準防火地域」に指定されている地域だと、家の面積や家の階層に制限がある場合があります。
土地を買う人全員に当てはまる規制といえば、「建ぺい率」と「容積率」があります。
「建ぺい率」は敷地面積に対する建築面積の割合の事を言います。
敷地面積いっぱいに家が建つと家が密集してしまい、火事が起きた時に延焼しやすくなります。
それを防ぐために、建ぺい率が建築基準法で決まっているので、どの位の割合まで家を建ててOKなのかを確認しておきましょう。
また、建ぺい率と同じ位よく目にする「容積率」もチェックしておいた方が良いです。
容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合の事です。
延べ床面積なので1階、2階の面積に適応されるので100%を超えます。
欲しい土地が何%までなら良いのかをチェックしておきましょう。
土地購入の流れ5ステップ
無事に土地探しが終わり、現地や地図で土地の安全性や住みやすさを考えたら、最後、土地を買う流れになります。
土地購入は専門用語が多く出てくるし、大金が動くので1番緊張する場面です。
また、土地購入はスピードが命です。
目が回る程の忙しさです!
ここで流れをしっかりと確認して、実際に土地購入の時には、堂々と慌てないで良いようにしておきましょう。
買付証明書を書く
欲しい土地が見つかったら、まず「買い付け証明書」というものを書きます。
証明書は不動産会社からもらえますよ。
売主に
「自分はこの土地が欲しいです!」
という意思表示をする為に書きます。
なので、署名と判子を押すだけでOKです。
判子も実印ではなく、認印やシャチハタで良いです。
買い付け証明書に書いてある事は
- 購入希望金額
- 物件情報
- 支払方法
- 手付金
- 買い付け証明書の有効期限
などのお金関係の事が主です。
もし、土地の金額を値下げしたい時は、この書類を提出する時に一緒にいくらが良いか書けばOKです。
売主が納得すれば契約へと進みます。
この書類を提出した先着順で土地が買えるようになっているので、人気な土地は早いもの勝ちになります。
また、この買い付け証明書は後から白紙に戻す事も可能です。
ですが、ある程度進んでしまっていて、売主が動き始めていると損害賠償が発生してしまう場合があります。
なので、書類を提出する時は本当に欲しい時だけにしましょう。
買い付け証明書提出から契約に進むまでの期間は大体、1週間から10日ほどです。
住宅ローンの事前審査を受ける
土地を契約する前に、住宅ローンの事前審査に通っている必要があります。
住宅ローンを使わずに、現金で契約に進んでもOKです。
ですがローコスト住宅を購入予定の人は、住宅ローンを使って買う人が多いと思いますので、解説しますね。
正式なローン審査は、土地の契約後に行われれます。
その前に銀行がいくらまで貸してくれるか、を事前に確認するのが、事前審査です。
住宅ローンは土地購入時には使うことが出来ません。
なので「つなぎ融資」という制度を使う事になります。
土地の引き渡しに必要な資金を建て替えるローンの事です。
家が完成するまでの間、つなぎ融資を受けるのが普通です。
家が完成してローンを始めるまでは利息だけを支払い、家の引き渡し時にローンを使って清算をします。
金利は住宅ローンより高めの2~4%の事が多いです。
つなぎ融資には、見積書や建築プラン、設計図が必要になります。
なので買い付け証明書を出した段階で、まだハウスメーカーが決まっていない人は、早く見つける必要があります。
その他に必要な書類としては、源泉徴収票や収入証明書が必要になります。
予め用意しておくと安心ですね。
ローンの本審査は土地を買う自分が銀行に行かなければいけませんが、この事前審査は基本的にハウスメーカーが行ってくれますよ。
ですが、買い付け証明書を提出してから最低でも1~2週間以内に受ける必要があります。
事前審査自体は3~4日程度で結果が分かります。
なので忙しい事には変わりないですので、必要な書類などは早めに手に入れておく事がポイントですよ。
土地を契約する
無事にローンの事前審査が通ったら、次は土地契約です。
土地契約には
- 手付金
- 不動産会社への仲介手数料
- 印紙代
が必要になります。
ですが、売主が不動産会社になっていれば、仲介手数料は必要なくなります。
契約自体は、不動産会社で自分たち、土地の売主、不動産会社の人、ハウスメーカーの担当者、宅地建物取引主任者が集まって行います。
契約自体は難しい事は何もなく、宅地建物取引主任者が重要事項を説明してくれます。
ただ、専門用語が多すぎて、何を言っているか分からなくなります!
分からない所はうやむやにせず、一回一回確認しましょう。
説明が終われば手付金や印紙代を支払って、売買契約書に署名、捺印を押して終了です。
ローンの本審査
契約書にサインをしたら、ローンの本審査に移ります。
先ほども説明した通り、ローンの事前審査はハウスメーカーの担当者がやってくれます。
ですが、ローンの本審査は土地を買う自分が銀行まで行かなければいけません。
また、ローンの本審査は銀行がやっている平日のみになります。
なので土日が休日の人は、平日に休みを取る必要があります。
ローンの本審査を行う時に必要な書類がいくつかあるので、あらかじめ事前に手に入れておきましょう。
- 所得証明書
- 源泉徴収票
- 印鑑証明書
- 登記事項証明書
- 不動産売買契約書
- 実印
といった書類が必要になります。
登記事項証明書や不動産売買契約書なんかは、ハウスメーカーや不動産会社の人が用意してくれる場合もあるので、確認してみてくださいね。
また、銀行で行うローンの本審査ですが、ハウスメーカーの担当者や不動産会社の人も一緒に付き添いしてくれます。
ローンの本審査に通過したら、「金銭消費貸借契約書」という書類を提出します。
略して「金消契約」とも呼ばれるこの書類は、お金を借りる条件が書かれている書類になります。
こちらも署名と捺印をすればOKです。
引き渡し
無事にローンの本審査が終わったら、最後に土地の引き渡しをしてもらって、ようやく終了です。
引き渡しをする時にする事は
- 住宅ローンの実行
- 土地の残金支払い
- 登記申請
- 諸経費の精算
この4つです。
この引き渡しは自分たち以外に、不動産会社の人、司法書士、土地の売主が集まって行います。
場合によっては、ハウスメーカーの担当者も付き添ってくれますよ。
この引き渡しもローンの本審査同様、平日に行われる事が多いです。
まず、司法書士から登記申請の説明があります。
土地の持ち主が自分になりました、というのを記載するために登記作業をします。
ですが、自分だと難しいので、司法書士にお願いする形を取ります。
次にローンで借りるお金を、自分の口座に入金します。
その後、土地の売主の口座に、土地の残金を振り込みます。
その他に司法書士に手続きの報酬を払って、土地の引き渡し、土地の購入が終わります。
土地の契約から引き渡しまで、1~2か月位かかります。
土地関係でかかるお金
ここからは、土地を購入する時にかかるお金関係を解説していきます。
土地購入時はとても忙しく、大金が動くので、あらかじめ把握しておいた方が安心です。
また、土地購入後も税金などがかかってくるので、それもここで把握しておきましょう。
土地購入時にかかるお金
土地の購入時にかかるお金は、以下の通りです。
- 手付金
- 仲介手数料
土地の手付金は、土地の値段の5~10%が相場です。
また、必要であれば仲介手数料を払う必要があります。
仲介手数料は、土地の値段の3%+6万円という計算方法で支払います。
これに消費税がかかってきます。
手付金、仲介手数料はどっちも現金で支払う必要があります。
ですが、つなぎ融資で補う事も出来るので相談してみてくださいね。
- 登記費用
- 印紙代
登記費用は詳しく分けると、登記をするのに必要な「登録免許税」と「司法書士への報酬」の2種類あります。
登録免許税は、固定資産税評価額を元に計算されます。
司法書士への報酬は、5~10万円位が相場です。
司法書士に代理で登記申請を行ってもらう為の報酬になります。
また、印紙代は不動産売買契約書に貼るのに必要になります。
金額としては、土地の金額が300万円だとすると2000円に、900万円だとすると1万円なります。
- 印紙代
- ローンの手数料
ローンの本審査後にも、印紙代が必要になります。
この印紙代は、金銭消費賃借契約書に貼り付ける印紙代になります。
この場合の印紙代は、3000万円のローンだと2万円必要になります。
また、ローン手数料もかかってきます。
ローン手数料は一般的に、3~5万円位です。
土地にかかる税金
土地を購入後にかかる税金は2種類あります。
- 固定資産税
- 不動産取得税
固定資産税は、土地を持っている人が毎年必ず払う税金です。
1年に1回まとめて請求がくる所もあれば、1年間で4回に分けて、請求が来る所もあります。
固定資産税は地方税の分類に入るので、住んでいる所で請求回数や時期が違ってくるのです。
また、自治体にお金があるのかどうかで金額も変わります。
なので、実際に家を建てて住み始めてからは自分で支払うのですが、土地を買った直後は少しごちゃごちゃしてしまいます。
この固定資産税は、毎年1月1日に土地を持っている人が支払う、という決まりになっています。
なので途中で土地の持ち主が変わった場合は、元々土地を持っていた人が払います。
ですが、途中から土地の持ち主は自分へと変わっているので、引き渡し時に固定資産税を売主に払う事が多いです。
主な計算方法は、日割り計算で清算するのが一般的です。
不動産取得税は、登記してから4~6か月後に県から納税書が送られてきます。
なのでそれに従って払いましょう。
土地にかかる工事費
土地によっては工事が必要になる場合があります。
土地を探している時に工事が必要かどうか考えないで買ってしまうと、工事費がかかってきてしまいます。
ここでは、その工事の料金がいくら位かかるのかを簡単に解説していきます。
土地を買って工事が必要になる可能性が高い工事は、主にこの2種類です。
- インフラ整備
- 地盤改良
上下水道が通っていなかったり、電気配線が繋がってなかったりといった、ライフラインが整備されていない土地は、工事が必要です。
出来ればインフラが整っている土地を見つけると良いのですが・・。
たまたま希望の土地がインフラ整備されていない土地だった、という場合もありますよね。
その場合には、自分たちがお金を払って工事をしなければならないのですが、その金額は100万円以上にも上ります。
また、埋立地などに家を建てる場合は、地盤改良費が必要になる事が多いです。
地盤がどうしても緩いので、土地をしっかりと固めなければいけないんですね。
その地盤改良費は、土地の広さや場所によって変わりますが、数十万~数百万円にも上ります。
どちらも大きな金額になってくるので、心しておく必要がありますね。
まとめ
土地を買うのは、色んな手続きや書類が必要になります。
正直、とても面倒に感じます。
ですが、これを乗り越えれば、夢のマイホームにまた1歩近づきますよ!
この記事を参考にぜひ土地探し、土地購入を頑張ってみて下さい!